インサイトとChatGPT

こんにちは松本朋子です。
このブログのページは久しぶりの更新になりました。

今日は、今話題のChatGPTとインサイトについて書いてみたいと思います。
ChatGPTに「コンシューマーインサイトとはなんですか」と聞くと

結構良い答えが返ってきます。よかったら皆さまも聞いてみてください。

 

インサイトの直訳は「洞察」。
コンシューマーインサイト以外にビジネスインサイトもビジネス用語です。
私が主にテーマとしているのは、コンシューマーインサイトつまり
消費者インサイトです。

コンシューマーインサイトは、消費者が買う”ツボ”のように使われています。

現段階では、ある商品についての、コンシューマーインサイトをChatGPTに尋ねても
ちょっと難しいのではないかと考えています。
というのは、インサイトとは、《インサイトの発見》

という言葉がよく使われるように
そもそも隠れているものだからです。

 
お客様や想定顧客の方、

ご本人さえ自分の感情がつかめていないことがあります。
ですので、インターネット上に出ている個々の事例のインサイトは少ないですし
過去の成功例でしかなく、しかもかなり昔のものになっています。

言語化しにくいこと
数値化しにくいこと
それでも確かに人間社会に存在するモノ、コト
それらは、やはりあるのです。

面白い本を昔見つけて
大事にしています。
『考えなしの行動?』

ジェーン・フルトン・スーリ+IDEO 著、森 博嗣著(太田出版刊)
写真が中心の本。

 

 

意識せずして動いている人間。
本人が意識していないことは
普通に聞いても答えられません。

ですので、弊社モデレーター講座やインタビューレッスンでは
写真や絵を補助的に使って、聴く方法にも
取り組んでいます。

インサイトの発見、この、人間にしかできない技...
色々な方にトライしていただきたいです。
そしてインサイトを発見していくのに
仲間の存在は欠かせません。
面白い世界ですよ!