<生活者購買心理>カウンセリング始めます

松本です。

 

先日PRTIMESに掲載していただきました。

 

【顧客幸福】を追求する新しいビジネス戦略。期待による幸福を核に事業をつくるマーケティング・ハピネスの事例|株式会社マーケティング・ハピネスのストーリー|PR TIMES STORY

 

↑ ご覧いただければ嬉しいです ↑

 

さて、

カウンセリングを始めることにしました。

カウンセリングといえば

心理療法のようなイメージですが

<事前相談>と思っていただけると良いです。

 

たぶん、はじめましての方は

弊社のWebサイトを見ても何から始めればよいのか

わからないと思いますし

「この会社ほんとうに大丈夫か?!」と

不安にもなるかと思います。(私も他社に対して素直に?そう思います)

 

そこで、毎週火曜日の午後をカウンセリング日とさせていただこうと

考えました。

 

30分 1,100円です。これまでの経験から無料はあまりよろしくないのです。

クレジットカード決済か事前のお振込みをお願いします。(ZoomオンラインまたはTeams)

 

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はじめましての方によく聞かれることは

マーケティングの中で何が専門ですか?ということです。

幅広いですね、という言い方をされる方も。

 

確かにSNSマーケティングでインフルエンサー紹介します、だと

何を依頼するかは、わかりやすいです。

  

弊社は、『生活者購買心理』が専門です。

サイトやブログには、インサイトということばがよく出てきます。

インサイトは<購買のツボ>と読み替えてもらえば

わかりやすいと思います。

 

生活者とは、顧客(すでに買ってくださっている方)と

潜在顧客(これから買ってくれるかもしれない方)です。

昨今よく言われるのは、

お客さまがわからない、見えない、気持ちがわからない...

以前にも増して、多くの人がスマホの画面ばかり見ているので

売る側の心境としてはそうなります。

 

私たちは、いきなり

じゃあ、動画ですね、とか

インフルエンサーですね、とか

提案するのではなく、もっと根本的なところから

一緒に考えさせていただきます。

 

商品やサービスそのものの見直しの可能性についても

ご相談に乗らせていただきます。(ネーミングやフレーズを変えるだけでも

売上があがることはよくあります)

 

ビジネスの規模によって

その先にどのようなお付き合いをさせていただくのかは

様々です。

調査のご相談に乗らせていただいたり、

チームメンバーの中に入って

ファシリテーションさせていただきながらプロジェクトを進行したりもできます!

 

どうぞお気軽にお声掛けください。


解消すべき不満と解消しなくて良い不満

こんにちは。松本です。

ちょっとブログ更新の間隔が空いてしまいました...。

相変わらず色々と忙しくしております。

 

弊社、株式会社マーケティング・ハピネスはとても小さな会社なのですが、

なぜか(?)多数のB2B営業を受けます。

(長く続けてきたので、そういう意味での検索にひっかかりやすいのでしょうか)

その中で時代の流れを感じたり「なるほどこのような仕組みか」などと

感心したりしています。

 

それはさておき、今日のテーマについてです。

「解消すべき不満と解消しなくて良い不満」

こちらは、某メーカーのカスタマーサクセス部門にいらっしゃる方に

モデレータ―協会でお話いただいたとき、

参加者にもっとも響いたことばです。

 

買物をした後や、サービスを受けた後に

よく事後アンケートが送られてくるかと思います。

いわゆる顧客満足度調査です。

 

自由回答で不満点やここは改善したほうが良いという

意見が上がっていたとき

すべて解決しなくてはいけない...という

脅迫観念に支配されそうになります。

 

けれども、「解消しなくても良い不満」があるという点を

知っておくだけで、とても良い議論ができます。

 

すべて解消してしまうと、

没個性になってしまうのです!!

 

物販であれ、店舗であれ、

コンセプトがあるかと思います。

<明るく、来た人が前向きになれる元気なお店>だとして

音楽をもっと静かな曲にしてほしいとの不満があっても

変更しなくて良いのです。

 

今日は、「解消すべき不満と解消しなくて良い不満」のお話でした...!!

 


インサイト研究会2024年テーマ

松本です。

 

インサイト研究会2024年会員募集始まっています。

インサイト研究会は、2006年にスタートし

来年は17年目。

継続できていることに、本当に感謝です。

 

コロナ前は東京と大阪で、月1回対面の例会を開催していました。

現在は月1回、原則第3木曜日夜 オンライン例会を実施しています。

その分、かなりリーズナブルな価格にさせていただいています。

(対面のイベント時は、別途 参加費頂戴します)

東西合同です。四国の方もいらっしゃいます。

 

今年は11月に京都で特別篇を開催しました。

初めて会う東京の会員さんと関西の会員さん

初めての気がしないと、盛り上がっていました。

 

さて2024年インサイト研究会は

年間テーマを「N=1 ナラティブと事実に耳を傾ける」とします。

N=1はひとりに耳を傾けること。

ナラティブとは(自分)語りです。(企業が訴求するのはストーリー)

生活者の語りは、矛盾することも多々あります。

それが人間です。

 

その語りの中に事実と彼、彼女の解釈が含まれていて

売る立場からすると、とても大事なことが詰まっているのです。

 

方法としては、「課題のオリエンテーション」

翌月「ワークショップとゴール(まとめ)」

時には3か月かけることもありますが

ほぼこの繰り返しです。

課題提供者は会員、ゲスト、または私、松本です。

 

私はこれを、事例の千本ノックと呼んでいます。

すべて正解が無いもので

だからこそ取り組み方が勉強になりますし、手法が身に付きます。

 

どうぞ怖がらず(?)ご参加ください!

楽しいですよ。

詳細こちらから→

 

インサイト研究会

 


定性情報が定量的に扱われる時

松本です。

 

インタビューなどの定性調査の結果が

定量的に扱われてしまうことは

多々発生していると思われます。

 

定量調査は500人に聞きました。

80%がこう答えました。わかりやすいです。

定性調査は、ひとりひとりに深く聴く調査。

 

間違いは、

6人のグループインタビューを3組実施して(定性調査)

たった18人なのに

「70パーセントの人が〇〇を買いたい」と言ったとか。

 

そうじゃないんですよ!

これは二重にまちがっています。

1.定性調査を定量的に処理していること。

2.購買意向を信用していること。

購買意向と実際の購買行動は、必ずと言ってよいくらい

ずれるものです。

 

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回転寿司の発明についての話。

某社長がビール工場見学の際に、

ビール瓶がベルトコンベアで流れてくるのを見て

「寿司もこのように回転すれば!」と

ひらめいたと言われています。

 

成功事例については

こうした逸話が何かと伝えられています。

それでは、私たちが課題を目の前にしているとき

「犬も歩けば棒にあたる」と言って

何となくウロウロすれば良いのでしょうか。

 

インタビューとは(ウロウロの代わりに?)

お客さまのところに出かけていくことです。

そこで課題に対する答えを聞くわけではありません。

ヘビーユーザーに

いつもどうしているか、どう使っているか、

どう感じているか...

そういったことを細かく聞くうちに

ハッとさせられることが多々あるのです。

 

ヘビーユーザーは営業マン以上に

その商品を知っている

とも言われるからです。

 

定量的に処理してしまうとき

その途中では

ライトユーザーとヘビーユーザーの混同も

起こっているのではないでしょうか。

 

ちょっと近所で見かけたから買ってみた人と

大好きでリピートしてくれている人

その発言の重大さは

違うのだということ!

 

ひとりの発言からハッとさせられる

定性調査の醍醐味です。


京都「無鄰菴」ワークショップ~定性調査の結果から

松本です。

11月5日(日)京都の「無鄰菴」お茶室で

インサイト・ワークショップを開催しました。

 

会議室を脱出して

秋の京都、しかもお茶室でのワークショップ。

参加の皆さま、とても楽しみに参加いただいたようです。

 

テーマ(ゴール)は仮に設定したものですが

”某施設へのファッション好き若者の集客”です。

単にアイデア出しをするのではなく

ファッション専門学校の学生さんインタビューを文字起こししたもの

つまり定性調査のデータをもとにして

ワークショップを行いました。

 

少し前に、「定性調査をどうまとめる?」というブログを投稿しました。

今回のワークショップはその一例と言えます。

6名で定性調査のデータを前にして【事実に耳を傾けた】ということです。

 

具体的には、

文字起こしデータ(Word)から

事実を80項目ピックアップしました。

「思います」「してみたいです」は無視して

実際の行動のみをピックアップしたわけです。

常にこの手順ということではなく、今回はそうしました。

 

参加の6名が事前に、このデータの中から

自分が気になるものを5点ずつ選択。

データをカードのような形で切りとり、模造紙に配置。

近しいものを集めて、表札をつける「KJ法」でワークショップを進めました。

ファッション好きの若者に何が刺さるのか?!

インサイト発掘です。

 

お茶室という場所がら、少人数でのワークショップ。

インサイト研究会会員の皆さんだけの参加で

一般募集はできなかったのですが、

今後もこうした活動を続けていきたいです。

 


「手の味プロジェクト」のこと

松本です。

今日はマーケティングやコンシューマー・インサイト、定性調査ではなく

「手の味プロジェクト」のお話です。

弊社は、食に関わる仕事を多くさせていただいていて

それだけでなく私自身、食に対する想い入れがもともと強かったのです。

 

このプロジェクトは、2017年にスタートしました。

<手の味>とは何なのか?

正解がないところが面白いと考えています。

それぞれのヒトの手によって味は確実に変わる!!

 

同じ食材を料理してもシェフによって味が変わるのは

わかりやすい例です。

それで?と言われそうです 笑

自分の<手の味>を発見したり、あの人の<手の味>に驚いたり

そんな経験をたくさんしたいと思っています。

 

例えばこれまでに実施してきたことは、

サングリア風ジュースを子供たちと作ること。

(パイナップルなどのフルーツやミントなどを自由に足して)

おにぎりの変わり具材を用意して、小さなおにぎりを作ること等々。

 

今、ロールフードフェス(C)を企んでいます。

逐一ご報告します!

 

※手の味ミーティング

TENOAJI「手の味」ミーティング

 


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従来からのマーケティングと新しいマーケティング
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