顧客体験を具体的に

こんにちは。

松本です。

 

2021年のインサイト研究会、

UXということばを使うと

「デジタルマーケティング?

手におえない…!」というような反応の方も

いらっしゃるかもしれないので

UX→User experience

顧客体験。

 

もう少し丁寧にお伝えしておこうと思います。

サービスではなくモノ(商品)で考えます。

 

私はワインが好きなので

ワインを買うとしましょう。

 

昭和の昔なら酒屋さんで買っていたでしょう。

それほど種類もなく

父が赤玉ポートワインを飲んでいたのを

覚えています。

 

今なら色々な購買パターンがあります。

・スーパーマーケットで買う

・コンビニで買う

・アマゾン、ヨドバシ等で買う

・楽天のなかの酒屋、ワインショップで買う

・エノテカなどのワイン専門店で買う

 

ワインを買うという体験は

それぞれ違った経験になります。

 

まずは動機から行動に影響してきます。

今晩飲もうとしているのか?

ワイン好きで、作り手のことや評判などを色々調べて

楽しみの新しい一本を買おうとしているのか?

 

“想起“という言葉があります。

『そうだ!ワインを飲もう!』と思いつくこと。

この想起から作り出そうとする試みが

広告やメルマガ、LINEの配信等です。

 

顧客体験を冷静に見ること。

とても大事なことです。

 

TVや新聞、雑誌などを見ない人が増えていて、

生活者の行動が見えにくいと言われています。

 

家でネットフリックスの映画を見ている…

家でユーチューブ動画を見ている…

ゲームをしている…

配信の音楽を聴きながらTwitterを見ている…

そうしながらポテトチップを食べているとして

もはやオンラインでもオフラインでもない、

融合した状態です。

 

そうした生活者に対して

何らか“想起してもらいたいと“したら

売る側はどうすれば良いのでしょうか?

 

・・・というようなことを

しっかり考えること、

それがインサイト研究会で取り組んでいくことです。

 

もちろん、事例のオリエンテーションがあって

その後手法を決めていきますので

手法ありきではありません。

 

インサイトには、写真法やコラージュエキソサイズなどの手法もあります。

「UXフィールドワークによるインサイト発見」という

インサイト研究会2021の年間テーマは

それほど堅苦しいしいものではない

ということをお伝えしました。

 

勉強(研究)も楽しくないと!!

本当にそう考えています。

春以降、少し新型コロナ感染が落ち着いたら

視察にも行きたいです。