新年あけましておめでとうございます。
松本朋子です。
2018年が皆さまにとって、素晴らしい飛躍の年となりますように。
昨年は、トランプ大統領就任や北朝鮮問題の緊迫化から、平和を希求する想いがより強くなる年でした。
また身近なところでは、個人的に気になったのが日本人の自殺の多さです。(東京では、頻繁に電車が止まります)自殺願望をツイッター等に投稿する若い子たちの心情も見過ごせません。
色々な課題はあるにせよ、今のところまだ、日本は世界第3位の経済大国のはず。
斜陽感があるとはいえ、それだけでは片付けられない・・・私にはとても気になるの事柄です。
さて、私のマーケティングの仕事の柱となる部分は、前回投稿、「マーケティングを仕事にする」でいうと、
”何を売るのか、誰に売るのか、どこでどのように売るのか”
(多くの場合、何を売るのか決まっていて「誰」がぼんやりしている→自分の周りのヒトを見て想像で考え、間違う)
上記ぼんやりしている、「誰」に売るの、「誰」の部分の心理の迫ること。
多くの場合、女性です。
著書のなかで明らかにしてきた、男脳、女脳の違い。
また生活者トレンドの変化への対応。
お客さまに聞けば良いのかというと、それも半分の正解でしかありません、ヒトには”暗黙知”というものがあるからです。
知っているけれど、うまく自分ではことばにできないこと。
知っているとさえ、普段は意識していないこともあるでしょう。
それらが、購買行動にどのように関わっているのか?!インサイト研究会を10年以上にわたって続けている意味がここにあります。
2018年、私は変わらず、この点を深く深く、掘っていくつもりです。
暗黙知のことば化。
そして、マーケティングの仕事がしたい、という若い方に、私の知識、経験を伝えていくことも続けていきます。
(心理の発見だけに終わることはありません。そこから企画、アイデアが生まれます)
閑話休題。
個人的に気になっている日本人の自殺の多さ。このことと関連して、昨年より始めたのが『Tenoaji 手の味ミーティング』。
食に関わる仕事を多くしてきていることと、私自身、食への興味が人一倍強い、ということも背景にはあります。
「手の味」を広めたい、という想いが先あり、活動を通じて自殺を少しでも減らすことができるのではないか、と後からジワジワ確信に似たものが自分のなかに生まれました。
「手料理を奨励しようということ?」と質問されます。
それはもちろん、そうなのですが、それではありきたりです。
「手の味」という単語が韓国にはあるそうです。日本語にはありません。そこが逆に面白い!
まずは”ミルシルタス(見る知る足す)””ミルシルワタス(見る知る渡す)”という2つのことに、しっかりと取り組んでいきます。詳しくは、手の味ミーティングのサイトをご覧ください!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。