サードウェーブ消費とは?!

こんにちは。松本です。

11月に入りました。

ここから、年末まであっという間ですね。

1日1日大切に、よりクリエイティブにいきたいです。

 

思い起こせば、ちょうど昨年の今頃から、「Hip」ということばが気になってきていました。

 

サードウェーブコーヒーに興味を持ち、同時期に佐久間裕美子さんの『ヒップな生活革命』(朝日出版社刊)を読み、一気に関心が強くなったのです。

 

今年1月には、どうしても自分の目で色々なものを見たくなりポートランドまで行き、『トレンドレポート2015』では、その際の写真とともに”今、HIPとは?”をキーワードでご紹介したのでした。

(HIPとはヒッピーのHIP。以前は反戦平和でした。現在の生活革命とは、資本主義に対する反抗。ポートランドで見られたのは<ローカル><アート><シャビー>という3つのキーワードに集約される生活者の志向です)

 

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とはいえ、では個々の商品開発に<アート>をどう活かすのか?<シャビー>をどのように取り入れるのか?そうそう事は単純ではありません。

 

そしてーーーーーーーーーーー

このような経緯を経て、ようやく「サードウェーブ消費」と呼ぶべき、生活者の新しい消費パターンが自分のなかで、すっきりとまとまりを持ってまいりました!HIPとまではいっていない、日本の普通の消費者の行動と心理としてです。今は普通が存在しないという話もありますが。それはさておき。

 

上の写真the 3rd Burger」。「サードウェーブ消費」を考える時、こちらもとても参考になります。(バンズは朝、店内で焼き上げ、ミンチ肉は朝、店内でブロック肉を挽く)

 

・第1の波:八百屋さん、魚屋さんといった個人商店の勃興

・第2の波:スーパーマーケット、ショッピングモール、全国規模でのチェーン店、グローバルチェーン店(マクドナルド等)

・第3の波:新しいミニ起業家による店舗

 

生活者から見たとき、この第3を選ぶという行為は、どういった心理による選択なのでしょうか?

まずは、第2に対する不信感があります。(今も横浜のマンションが傾いている・・・という話題がありますね)

次に、「こんなお店(モノ)見つけたよ!」と写真に撮って(SNS等に)アップしたい、ということがあります。

 

『ワーク・シフト』のなかでリンダ・グラットン氏は、ミニ企業家が活躍する未来を描いてみせましたが、まさにそうした時代が来つつあるのでしょうか。

 

先に書きました個々の商品開発に<アート>をどう活かすのか?

その問いのひとつの解答として、”写真映え”があります。

<シャビー>は、直訳すると「粗末な、みすぼらしい」なので、噛みくだいて取り入れる必要がありますが、私はモダンに対する反抗としてとらえ、直線的すぎない、きまりすぎない、金ピカすぎない、と解釈しています。

 

「サードウェーブ消費」まだまだ追いかけたいと考えています。

 

*こちらもどうぞ→サードウェーブコーヒーとサードウェーブ消費