インサイトを発見するエスノグラフィー

こんにちは。松本です。


2014-2015年弊社グリーティングカードには、2015年は「エスノグラフィー研修」に力を入れる、と記しています。


そして、実際に粛々と始めております。宣伝が足りないのですが(苦笑)

今年最初の課題は、スナック菓子です。

先日東京駅、東北新幹線ホームに観察に行ってきました。


写真を撮ることももちろん大切なのですが、写真を撮りにくい場面というのは、往々にしてあるものです。

 

そこでこの1年間、下手でも良いから、見たものを絵と言葉で記録しよう、というチャレンジをしています。

 

エスノグラフィーということばに馴染みがない方のために、説明をさせていただきます。もともとは文化人類学のことばです。

文化人類学者たちの多くは、風習や文化のまったく違う国に行き、住み込んで、丁寧に記録をしました。

 

マーケティングでいうエスノグラフィーとは、同じ国に住んでいても、地域や日々の生活行動が異なる生活者のことは、やはり”わからない”という前提で、しっかりと観察することを指します。

インサイトの話のなかで、たびたび語っていますが、ヒトは自分の購買行動を明確に説明できるものではありません。

 

インサイト発見のために、もちろんインタビューも重要です。

けれども、それと同じくらい、観察は重要です。

しかも愛ある観察でないと意味がありません。

観察によってわかることは、”ヒトは語ることはできないけれど知っていることがある”という事実です。これを暗黙知と呼んでいます。

 

エスノグラフィーに興味をお持ちの方は、是非、弊社研修にご参加ください。


http://www.marketinghappiness.com/event