ドラッカー曰く

こんにちは。松本です。

 

このところ、マーケティング・インタビューの実施や

講座など、インタビューづいていました。

本当に有難いことです。Thank you とともに、

インタビューは、まさに一期一会、文字通り「有難し」です。

 

ドラッカーが、かの有名な『経営者の条件』のなかで、

次のように述べています。

「自ら出かけ、現実からフィードバッグを得ることである」

経営の判断、決定にリスクはつきもの。

仮説からスタートし、(仮説からスタートとしたことを忘れず)検証せよ。その検証のために、自ら出かけ、現実からフィードバッグを得よ。

 

もっというと、仮説は論ずるものではなく、検証するものである、とも書かれています。

 

マーケティング・インタビューは、

”現実からのフィードバッグ”にあたります。

「こういう人が買ってくれるはず、サービスを利用してくれるはず」

通常ターゲットという言い方をしますが(あまり好きなことばではありません。私は、想定顧客と言うようにしています)

その人たちのところに出向き、聞くということ。

 

ひとり、あるいは数名の現実に生きている人間とあい対するとき、

ターゲットなどと上から目線で論ずることが、恥ずかしくなります。そこには、悲喜こもごもの生き様があります。

目的意識をしっかりと持って、一期一会を大切に、聞くことに徹したい、ことばにならない想いをも感じ取りたい、そう思わずにはいられません。

 

以前にも書きましたが、これからはスカイプやハングアウトなどで、インタビューができる時代になります。多くの方に、インタビューの大切さ、面白さに目覚めていただければ、と心から願っています。